健康は人生の土台ですが、少しのことで体調を崩しやすかったり、病気やケガなどによって、思い通りの生活が送れていないということはございませんか?
当院では、
- 病気とまではいかなないけれど、なんとなく調子が良くない状態の改善
- 内科・整形外科・婦人科・小児科など全て科目の疾患に対応
- 特定疾患に指定されている難病に対して実績あり
以上を、刺激の少ない鍼灸治療によって実績を重ねています。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
50代 女性 2022年2月来院
4ヶ月前に4-5時間運転する機会があり、帰宅中から左腰の違和感と痛みを感じ始める。
症状の範囲は徐々に広がり、左お尻から左脚の後面に痛みとしびれを感じる。
鍼灸・整骨を受けるも一時的に緩和するがまた戻る。
ピラティスや入浴をすると症状が一時緩和し、台所で立って料理をしているとひどくなる。
いわゆる坐骨神経痛の症状。
東洋医学的には大まかに2つのパターンが見られる。
運動後に症状が改善する場合、”気滞”(経絡の流れが悪い)によって症状が起きていることが多い。
反対に、歩いていると痛みやしびれがひどくなる場合は”腎虚”(下半身を動かす力が足りていない)によることが多い(→症例2)。
今回のケースでは、運動後に症状が改善していることや、その他体表所見でも”気滞”を示す所見が多いことから、患部の気滞を緩和させる治療を行った。
1~10診 左胞肓(お尻にあるツボ)に鍼をする。症状の程度3割ほど改善する。
11~20診 左後渓(手にあるツボ)に鍼をする。症状大きく改善し完治する。
腰痛や坐骨神経痛の場合、運動後にどうなるか?という確認が大切になる。
一般的に”気滞”は、鍼や漢方で気を巡らす治療をすると改善されるため、比較的治しやすい。
年齢や持病、生活スタイルによって、気の巡らし方を調整することで綺麗に治すことができる。
この方は、その後も定期的に通院されて、症状の再発はしていない。